アイドック(眼科ドック)
眼の健康と健やかな毎日を守るため、
眼の人間ドッグを受診してみませんか?
病気にはかなり進行しないと症状が現れない事があります。
近年、人間ドックは予防医学の発展に伴い、脳ドックや婦人科ドックなど、細分化されており、専門的に検査することで、自覚症状が無くても疾患が見つかる事があります。
当院は眼科専門病院ですので、「眼」に特化した検査を行います。これにより、まだ症状が出ていない眼科疾患を早期に発見することが可能です。
ご自身の健康と大切な方々のために、ぜひ「アイドック」を受けて見ませんか?
当院では、「PlexElite9000」を導入し、最先端の技術をもって、迅速かつ的確な検査を行っております。
このような方にお勧めいたします
- 40歳以上の方
- 糖尿病や高血圧の方
- 血縁者に緑内障や網膜症の方がおいでの方
- 近視の強い方
- 自動車などの乗り物を運転される方(職業ドライバー:タクシー・バス・宅配等)
- これまで眼科で検査を受けたことのない方
アイドックとは
眼科疾患の予防と早期発見を目的とした、
皆様の眼の健康を守る検査です
- 眼に限定した人間ドックです。
- 様々な眼の疾患に対する検査が一度に行えます。
- 自覚症状のない疾患の早期発見に繋がります。
- 特殊な機器を用い、一般診療以上の高レベルで精密な検査をすることができます。
多くの患者さまは、「眼が見えにくい」「異物感がある」「圧迫感がとれない」と、何かしらの自覚症状をもって受診されます。
こういった自覚症状は疾患の発見につながる大きな手がかりとなりますが、自覚ないまま生活する方々も多いです。
自覚症状のない病を発見することにより、早期治療へ
失明原因とされている疾患は、「緑内障」「糖尿病網膜症」「網膜色素変性症」「網膜黄斑変性症」が多くあげられます。
これらの疾患は、それぞれにあった治療が必要となりますが、自分がどのような疾患をもっているか、または可能性があるかというのは、普通に生活していてはわからないものです。 中には自覚症状がないままに病状が進行してしまう病も多くあります。
こういった「自覚症状のない病」を発見、未然に防ぐためにも、アイドックによる検査を推奨しております。
このような疾患を早期発見できます(一例)
緑内障 |
40歳以上の成人20人に1人は罹患していると言われ、眼圧(眼の硬さ)だけではなく、眼底(眼の奥・神経部分)の状態も検査・診断が必要です。 |
---|---|
糖尿病網膜症 |
現在、治療中の方、血縁者に糖尿病の既往がある場合は、視力低下など症状がでる前に眼底検査を受けることを推奨しております。 |
網膜黄斑変性症 |
加齢性黄斑変性症。網膜の中心部が見えにくくなりますが、普段片目で物を見る習慣がないため、発見が遅くなる場合があります。 |
検査について
吉田眼科のアイドックは、
即日に検査結果をお渡しできます
- 検査から終了まで約60分〜90分程度(要予約)
- 検査当日に検査結果を医師から説明いたします
- 日帰りでできる精密検査です
- 治療を必要とする疾患が発見された場合、当院にてさらに詳しい検査・治療を受けられます
検査項目・内容について
検査は、「アイドック」「緑内障検診」「加齢性黄斑変性症検診」がございます。
それぞれ、検査項目が異なります。下記の表でご確認ください。
の他、検査が必要となった場合は医師よりご説明をさせていただきます。
検査項目 | 検査内容・部位 | アイドック | 緑内障検診 | 加齢性黄斑変性症検診 |
---|---|---|---|---|
問診 | 症状確認のため、お話を伺います。 |
○ |
○ |
○ |
視力検査 | 専用の機械で屈折状態を検査後、測定します。 |
○ |
○ |
○ |
眼圧測定 | 眼の硬さ、圧を測定します。 |
○ |
○ |
○ |
角膜内皮細胞検査 | 角膜の細胞の状態を検査します。(画像A) |
○ |
ー |
ー |
眼底写真撮影 | 眼の奥(視神系・黄斑部)、中心部の網膜の状態を撮影します。(画像B) |
○ |
ー |
○ |
三次元眼底画像解析 (OCT・OCTA) |
赤外線で眼の中の断層撮影を行い、網膜の厚みなど詳しく検査します。(画像C) |
○ |
○ |
○ |
前眼部OCT | 角膜・前房・虹彩・隅角・水晶体の状態を非接触的に短時間で検査します。 |
○ |
○ |
ー |
網膜神経線維層(RNFL) 視神経細胞複合体(GCC) |
視神経・黄斑部の菲薄化した部分を確認し将来的な視野障害の進展が予測できます。 |
ー |
○ |
ー |
視野検査 | コンピューターで見える範囲を測定します。 |
○ |
○ |
ー |
中心暗点検査 | 眼の中心部(黄斑部)の見え方を検査します。 |
○ |
ー |
○ |
細隙灯顕微鏡検査 | 角膜・前房・水晶体など目の前側の診察をします。 |
○ |
○ |
○ |
眼底検査・診察 | 眼の中、眼底(硝子体、網膜)の診察をします。 |
○ |
○ |
○ |
緑内障検診のすすめ
失明原因第1位の緑内障は早期発見早期治療が基本です。日本国内で40歳以上のうち20人に1人の割合で緑内障の患者様であり、 そのうち緑内障に気づかずにいた人が8割とのデータがあります。(日本緑内障学会緑内障免疫調査より)
近年、検査機器の発達・普及により視野異常の出現前に発見される緑内障が増えてきました。
中でも眼底三次元画像解析装置(OCT)の普及により、近赤外線レーザーで眼底の視神経乳頭の変化や網膜視神経線維層の厚みの変化を 正確に判定が出来るようになりました。
当院はOCT・OCTAを導入し、緑内障を示唆する異常がありながら、通常の視野検査でまだ視野欠損を認めない状態である前視野緑内障 (preperimetric glaucoma;PPG)を検出することが可能です。
検診で視野異常が出る前の前視野緑内障を早期発見し適切な治療を受けて頂くことで、最良の視機能を維持出来るよう検診をお勧めいたします。
加齢性黄斑変性症検診のすすめ
加齢性黄斑変性は網膜にある黄斑という部分に異常が現れます。視野の中心が暗くなったり、ゆがんで見えるのが特徴です。
放置すると視力低下が進み、失明する場合もあります。(日本の失明原因の第4位)
50歳以上のおよそ1%が発病しており、また男性は女性のおよそ3倍発病しやすいと言われています。加齢性黄斑変性症は大きく2つのタイプ(萎縮型・滲出型)に分かれ、疾患により治療方法が異なります。
適切な検査で早期に病気を発見し治療を行うことがとても大切です。
所要時間
アイドック |
検査 約30分 |
---|---|
緑内障検診 |
検査 約30分 |
網膜黄斑変性症検診 |
検査 約20分 |
場合により検査時間がかかることがございます。何卒ご了承ください。
検査結果について
アイドックの検査結果報告書は、検査当日にお渡しいたします。検査結果の内容とともに、医師から説明をさせていただきます。治療が必要な疾患が発見された場合、それも含めてご説明をさせていただきます。
検査終了後お待ちいただきますが、何卒ご了承ください。
また、後日検査結果をお聞きになりたい場合は、検査のご予約時に必ずお申し出ください。
料金・お申し込みについて
アイドックを含む検診は、完全予約制となっております。
必ず検査ご希望日の14日前までに、当院へのお電話もしくはメール、または受付にて直接お申し込みください。
検査種類 | 詳細 | 料金 |
---|---|---|
アイドック | 8,000円 | |
緑内障検診 | 8,000円 | |
加齢性黄斑変性検診 | 5,000円 | |
団体割引(アイドック・緑内障検診) | 団体割引5名以上 | (お一人様)5,000円 |
アイドック・各種検診のご予約
お電話でのご予約
TEL. 0138-53-8311- メールにてご予約をいただいた場合、確認にお時間を頂戴する場合がございます。
- メールからのご予約と、お電話・受付でのご予約が万が一重複した場合、ご連絡をさせていただきます。
- お急ぎの場合はお電話にてお問い合わせください。
アイドック 受付日時
- 月・火・水・金曜 / 午前9:00~午後6:00
- 木・土曜 / 午前9:00~午後5:00
- 日曜・祝日 / 休診
受付可能な日時が変更となる場合がございます。詳細はご確認ください。
アイドックをお受けになる方へ
- 事前にご予約いただいた時間の15分前には受付を行ってください。
- 検査着に着替える事はありません。普段の服装でご来院ください。
- 前日の食事制限や、検査のための入院はありません。
- つけまつげや目元のお化粧については極力避けてください。正確な結果が得られない場合あります。